前の話でも書いたが、Pacific Japan Airways が 10/25日の日経新聞夕刊の「らららパソコン」という欄で紹介された。
「パイロットになりたい」。この夢を実現すべく、パソコンのフライトシミュレーター（模擬飛行）ソフトの機能を拡張し、大型航空機を本物のように飛ばすバーチャルエアライン（擬似航空会社）が今年四月、インターネット上に日本でも誕生した。」という書き出しで始まる記事内容は、フライトシミュレータを知らない人にもわかりやすくかかれている。バーチャルエアラインの紹介に始まり、フライトシミュレータとは何か、PJA 設立のきっかけ、ホームページ紹介、仕事の内容、初心者への対応などが順に書かれている。画面写真もモノクロだが３枚紹介されている。
内容はおおむね正確だが、ちょっとだけ気になったことがある。
まず、PJA の活動拠点は NIFTY Serve なのだが、NIFTY Serve という単語が１回も出てこない。今は Internet がはやりだから仕方がないことかも知れないが、、、 それと CPAJ がバーチャルエアラインだというような書かれ方がされているが、CPAJ はバーチャルエアラインではない。それとシーナリ作成のことはあまり（というかほとんど）書かれていなかった。まあこれは仕方ないか。
この点を除けば、内容は正確で、好意的にかかれている。この類の新聞記事は誤解を招くような書かれかたをすることがたまにあるが、そういうことは全くない。
この記事を見て参加者が増えることを願おう。
そうそう、PJA といえば自分の名刺を作ってしまった。ここにあるので暇な人はどうぞ。名刺作成用のシェアウェアもあるし、名刺用のプリンタ用紙が売られているのでオリジナル名刺は結構簡単に作れる。
Flight Shop コンバータ 98 が発表された。これは FS5, 6 用の機体やアドベンチャをコンバートするためのものだ。ここからダウンロードできる。また、FS98 側にも変更が加えられる。シーナリ用のバッファ領域は 256KB から 512KB まで増えるそうだから、FS98 ユーザは全員入手するべきだろう。
ということで、勇んでインストールしたのだが、、、
インストールしたあと、どうもマシンの調子がおかしい。ダイヤルアップが全くできないのだ。また起動時にサービスがいくつか起動に失敗している。またコントロールパネルのモデムが開けなくなってしまっており、NIFTY にもアクセスできない。これは非常に困る。生活ができない（というのはいいすぎか ^^)。
仕方なく FS はしばらく置いておいて、トラブル調査をすることにした。書き忘れていたが、これは Windows NT 4.0 (DOS/V版) の話である。Windows95 でどうなるのかは知らない。
まずは原因を特定しなければならない。最初に、レジストリの復旧を試みたが、うまく行かない。次に、Windows NT 4.0 の修復セットアップを行い、ファイルを全部オリジナルのものに戻すと障害は元にもどった（ように見える）。それから、Service Pack 3 を当て、ネットワークを再インストール。これで一応ネットワークは使えるようになった。 その後、IE40 のインストールやら、FS98 のインストールやらを行って見るが、特に問題がない。最後に FS98 コンバータを入れたところ、先程の障害が発生した。ということで、FS98 が犯人であることが突き止められた。（途中、かなり端折ってます）
よくよく調べてみると、FS98 コンバータが system32 ディレクトリ中のファイルをいくつか書き換えているようだ。出たぁ、Microsoft 御用達の
である。また Microsoft の悪い癖が出たようだ。こいつのおかげで今までどれだけのユーザ・デベロッパが泣かされてきたことか、、、、普通、FS98コンバータの所為でネットワークが使えなくなるなんて、誰が考える？
さて、この復旧方法であるが、Windows NT 4.0 CD-ROM 中の I386 ディレクトリ中の３つのファイル、ADVPACK.DL_, CFGMGR32.DL_, SETUPAPI.DL_ の３つのファイルを expand コマンドを使って展開し、system32 ディレクトリにコピーすれば良い。このとき、直接上書きすると Windows に怒られるので、あらかじめコピー先ファイルのファイル名を変更しておかなければならない。
こいつを突き止めるのに半日潰してしまった。Microsoft、無駄になった時間を返せぇ。
今回の内容についてアンケートにお答えください。