(8月2日続き)

機体は離陸後左旋回し、進路を239度に向けます。 途中若干機体が揺れますが、順調に上昇を続け、高度26000フィートでレベルオフします。下界の雲はまばらで、宮古島や石垣島などを下に眺めつつ、高雄に向かいます。台湾上空辺りから下界に雲が広がり、所々しか下が見えなくなってしまいました。

高雄からGPSの指示通り機体は香港に向けて進路をとります。那覇を飛び立って3時間あまり、啓徳の近くのVOR Cheung Chau (112.3MHz)を受信しました。次第に高度を下げ、このVORを6000フィートで通過、引き続き270度で飛びます。雲の中右手に香港の市街地が見え隠れしています。NDB Sha Lo Wan (268KHz)を90度右手にとらえた時点で、右旋回を開始。高度を3000まで落としながら進路を045度にセットします。まもなく111.9MHzでILSをとらえましたので、進路を088度としILSに乗って少しずつ降下していきます。雲を通過すると見慣れた香港の町並みが見えてきました。ILSまで2マイルを切ったところでオーパイをオフし、ビジュアルで右旋回します。高度が下がりすぎないよう慎重に機体を滑走路の中心に向け、無事着陸!

スポットに停止した愛機ダッシュ100

到着時刻は現地時間09:30。飛行時間は3時間30分で、使用燃料は706ガロンでした。

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