4.フライト
ひととおりの機能を使って「羽田−伊丹」をフライトしてみましょう。
FS2004 で標準の ATC 機能を使用します。
使用機体はデフォルトのB777です。
01)前準備
はじめての JFltcrwPro、はじめての機体、はじめてのフライトの場合にフライトする前に準備しておかなくてはならない設定があります。
以下に従って設定を行って下さい。
(1)パタパタ時刻表を表示した時にFS2004がポーズ状態にならないための設定
パタパタ時刻表を表示する時に FS2004 のデフォルトの設定のままでは
FS2004 がポーズ状態になってしまいます。
FS2004 のメニューから「設定」−「一般」−「タスク切り替え時にポーズ」のチェックを外しておいてください。
(2)FS2004の画面表示をウィンドウモードにする
JFltcrwPro はFS2004のウィンドウモードで動作するように設計されています。
フルスクリーンモードではパタパタ時刻表をはじめ、もろもろの画面表示が行えません。
是非ウィンドウモードでご使用下さい。
ウィンドウモードで画面上に表示されるメニューも画面を右クリックする事で現れるメニューの中から非表示にする事ができますのでご活用下さい。
メニューを非表示にした場合は「ALT」キーを押す事によりメニューが表示されます。
(3)フライトプランの作成・保存
<1> FS2004 を起動して使用する機体を選択してください。
<2> 出発空港を羽田空港にして機体をゲートに駐機している状態にします。
駐機位置がずれている場合は「SLEWモード」等で正しい位置に直しておきます。
<3> 羽田−伊丹空港のフライトプランを作って下さい。
<4> フライトプランを作ったら保存してください。
<5> エンジンを切った状態にして下さい。
<6> フライトの保存で今の状態を保存してください。
ここでフライトの保存を行うことにより上記(1)の設定も同時に保存されます。
(4)JFltcrwProを起動する
JFltcrwPro を起動すると登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
メールアドレスとパスワードは一度起動に成功すると記憶され、次回からは自動で入力されます。
機長名
ここにご自分の名前を入力しておくとフライトレポートなどに表示されます。
デフォルトで「JFltcrwPro」になっています。
(5)視点位置の設定・保存
JFltcrwPro では機体の周りをぐるぐる周ったり、搭乗口やカーゴドアの開閉を行ったりします。
これらを機体毎に見やすい位置に視点を設定しファイルに保存します。
視点位置の設定のときにアドオンソフト「active camera」が入っているとうまく動かないとの報告をいただきました。
視点位置の設定を行うときはアドオンソフト「active camera」をはずしてやってみてください。
<1> FS2004 を起動し、使用する機体を選択して表示させます。
<2> JFltcrwPro を起動します。
最初にメールアドレスとパスワードを聞いてきます。
登録に使ったご自分のメールアドレスと登録でもらったパスワードを間違わないように入力します。
入力間違いが無いようにコピーアンドペーストで行うことをお勧めします。
パスワードは「」をはずした中の文字列を入力してください。
「START」ボタンを押すとメールアドレスとパスワードのチェックが行われ、メールアドレスとパスワードが違っている場合はその旨メッセージが表示されます。
メールアドレスとパスワードに間違いがなければ次の画面が表示されます。
メールアドレスとパスワードは一度OKになりますと次からは記憶されていますので入力の必要は無くなります。
<3> 「視点設定」ボタンを押します。
<4> FS2004 の視点設定が行われ、画面右端に視点設定のウィンドウが表示されます。
FS2004 はタワー視点モードになります。タワー視点モードで視点位置を
JFltcrwPro のプログラムから制御することにより移動させています。
<5> 視点設定はテンキーを押す事により行います。
動きがものすごく遅い場合はキーを1回押すたびに少し待ってください。
(プログラマーズノート > 視点変更を軽くする方法)
<6> 設定する視点は4つあります。
視点1:機体チェック視点 | ||
出発空港で出発前にキャプテンが機体の外部を目視チェックする視点です。 機体にぐっと近づいて下から見上げる視点が迫力があります。 あまり近づきすぎると機体の周りを周る時に機体の内部が見えてしまったりしますのでご注意下さい。 あまり遠すぎると機体の周りを周る時に外の建物に隠れてしまいます。 視点を近づけたら「4」キーまたは「6」キーで機体の周りを1週して問題がないか確認しましょう。 周りを回る視点 「4」、「6」キーは押しつづけてもOKです。 |
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視点2:搭乗口視点 | ||
機体に乗りこむ搭乗口を見る視点です。 搭乗口が良く見えるところを設定してください。 実際に搭乗口を開け閉めして良く見えるか確認しましょう。 通常 搭乗口の開け閉めは Shift + E 、 1 で行われます。 「9」キーを押して扉モードにし、「1」キーを押して搭乗口の開け閉めを行って設定してください。 この動作は JFltcrwPro からコマンドが出されます。 Shift + E 、1 とはシフトキーを押したままEキーを押して、シフトキーとEキーから手を離してからすぐに1キーを押す動作です。 機体によって違う場合がありますので確認してください。 |
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視点3:荷物室視点 | ||
荷物室のドアが閉まるところを見る視点です。 荷物室のドアが良く見えるところを設定してください。 実際に荷物室のドアを開け閉めして良く見えるか確認しましょう。 通常 荷物室のドアの開け閉めは Shift + E 、 2 で行われます。 「9」キーを押して扉モードにし、「2」キーを押して荷物室のドアの開け閉めを行って設定してください。 この動作は JFltcrwPro からコマンドが出されます。 Shift + E 、2 とはシフトキーを押したままEキーを押して、シフトキーとEキーから手を離してからすぐに2キーを押す動作です。 機体によって違う場合がありますので確認してください。 |
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視点4:外部視点 | ||
飛行中に外部から自機の飛行を眺めて楽しむ視点です。 遠くから見える感じが良いです。 視点は自動的に周りをぐるぐる周ります。 周る時間、止まる時間もいっしょに設定します。 10秒周って30秒止まる設定(設定6)がちょうど良いように思います。 |
<7> 視点の設定が終わったら「Esc」キーを押してメイン画面に戻ります。
<8> 以下の操作を行い、視点の設定をファイルに保存します。
メニューの「ファイル」を押して出てきたメニューから「名前を付けて保存」を選びます。
ファイル保存のウィンドウが表示されますのでファイル名をわかり易い名前にして保存してください。
たとえば今回のように使用している機体がデフォルトの777の場合なら
default_777.cfg とか
(プログラマーズノート > 視点の回転速度について)
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