●エマージェンシー・イクイップメンツ・・・・・チェック

16)クルー・オキシジェン・バルブ・・・・・オープン
17)サーキット・ブレーカーズ(P6)・・・・・チェック
18)ギア・ピンズ・・・・・ストウド
19)フライト・レコーダー・テスト・スイッチ・・・・・テスト
20)マック・エアスピード・ワーニング・テスト・スイッチイズ・・・・・プレス
21)ストール・ワーニング・テスト・スイッチイズ・・・・・プレス
22)リバーサー・ライツ・・・・・チェック
23)PCM・スイッチイズ・・・・・オン

24)パッセンジャー・オキシジェン・スイッチ・・・・・ノーマル
ガードがかかっておりONライトが消灯していることを確認します。スイッチにガードがかかったノーマル・ポジションであれば、キャビン・アルティテュード(客室高度)が14000フィートに達すると酸素マスクが自動的に乗客の目の前に出てきます。もし自動的にマスクが出てこない場合には、パイロットはこのガードを開けて手動でスイッチをオンにして乗客の酸素供給システムを作動させてマスクを出します。

 

25)クルー・オキシジェン・・・・・チェック
26)サービス・インターホン・・・・・オフ

27)IRS・モード・セレクターズ・・・・・NAV(ナブ)
IRS・モード・セレクターズスイッチ
@ABをNAV位置にします。
NAV位置にすると
Bのように 「ON DC」 ライトが一時点灯した後、Aのように消灯し、@のように 「ALIGN(アライン)」 ライトが点灯することを確認します。
アライン・ライトはIRSがナブモードになる前に2分間(本物は10分間)点灯します。
ディスプレイ・セレクト・ノブ
Cを 「HDG」 に合わせると、あと何秒かかるかが表示されます。

 

28)サーキット・ブレーカーズ(P18)・・・・・チェック
29)レイン・リペレント・・・・・チェック
30)マスター・ライツ・テスト・アンド・ディム・スイッチ・・・・・テスト

31)ATIS・・・・・チェック
ATIS (エイ・ティス) が利用できる場合は、ここでVHF COMMにATISの周波数を合わせて空港のタイプ・オブ・アプローチ (進入方式)、ノータム、ウェザー (気象) を確認します。
つまみを操作して周波数を合わせます。
@のスイッチを左に倒せば左の周波数が、右に倒せば右の周波数が明るく表示され、有効になります。

 


●FMC/CDU・・・・・セット・プレゼント・ポジション

32)POS INT(ポジション・イニシャライゼーション)・ページ・・・・・セレクト

FMCのCDU (コントロール・ディスプレイ・ユニット) を表示し、現在位置をIRSに入力する画面 POS INIT ページにします。

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33)プレゼント・ポジション・・・・・エンター
IRSに現在の機体の正確な位置を入力します。
これは上記 27) で行ったIRSをNAVに合わせてからアラインされるまでの2分間の間に行います。

プレゼント・ポジションの入力方法については 「Level-D 767」 マニュアルを良く読んで行ってください。

★IRUアラインのリアル設定について
メニュー 「Level-D」 を選んで 「Realism & carrier options...」 を開きます。





リアリズム設定で 「IRS needs position entry」 のチェックをはずすと簡単モードとなり、IRSのポジション設定を行わなくても上記 27) でIRUをNAVに合わせた後タイムアップすると自動的に最適な位置情報が設定されます。
チェックを入れてリアルモードにすると、IRUをNAVに合わせた後、正しく位置情報を設定しなかったばあいはタイムアップ後にアライン・ライトが点滅し、位置情報のアラインが正しく完了しなかったことを知らせます。

「IRS real align duration」 のチェックをはずすとIRSのポジション設定のタイムアップが2分になります。
チェックを入れてリアルモードにするとタイムアップの時間は実際のB767と同じ10分になります。

また、正しい操作を行ってもアラインに失敗する場合もあります。
L、C、R とIRUは3つありますので、アラインに失敗したIRUについて再度位置情報を設定しアラインし直さなければなりません。

アラインが正しく行われるとメインパネルのEADI、EHSI が表示されます。

 
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34)GMT・・・・・チェック
CDUのGMT (グリニッジ標準時) が正しいことを確認し、違っている場合は修正します。



これで最初のFMC/CDUの操作は終了し、次はオーバーヘッドパネルのプリパレーションに移ります。

35)フライト・コントロール・パネル・・・・・チェック

36)ヨー・ダンパー・スイッチ・・・・・オン
ヨー・ダンパー・スイッチを L と R の両方ONにします。
ただし、「767 Pilot in Command」 では左(L)が実際のヨー・ダンパーの設定となっており、右(R)のヨー・ダンパーはFS2000のエルロンとラダーの連携をON/OFFするようになっていますので注意してください。

 


































37)インスツルメント・アンド・ナブ・トランスファー・スイッチイズ・・・・・ノーマル

38)フュエル・ポンプ・スイッチイズ・・・・・オン
燃料が搭載されているタンクのフュエル・ポンプ・スイッチをONにします。
センターのLEFTとRIGHTのポンプはメインエンジンがシャットダウン中はPRESSと表示されています。
真中の CROSSFEED スイッチはOFFのままにしておきます。

 

39)ギャレー・パワー・スイッチ・・・・・オン

●エレクトリカル・システム・・・・・セット

40)AC・メーター・セレクター・・・・・APU・GEN(エー・ピー・ユー・ジェネレーター)
41)スタンバイ・パワー・スイッチ・・・・・オート

42)ジェネレーター・ドライブ・ディスコネクト・スイッチイズ・・・・・セイフティード
左右の両エンジンのジェネレータ・ドライブ・ディスコネクト・スイッチがOFFになっていることを確認します。このスイッチは安全のためのカバーが付けられています。発電機のオーバーヒート、または正常に動作しない場合、このジェネレーター・ドライブ・ディスコネクト・スイッチを使うことにより発電機がエンジンから切り離されます。767PICではこのスイッチをダブルクリックすることにより動作させます。安全のためシングルクリックでは動作しません。このスイッチをダブルクリックして発電機のドライブシャフトをエンジンから切断すると DRIVE ライトが点灯します。いったん発電機を切り離すと、再接続するには地上にてグラウンド・クルーによる作業が必要になります。767PICでは地上にてグランド・リクエスト・メニューを使ってのみ再接続することができます。飛行中は再接続はできません。

 

43)ドライブ・テンプ・スイッチ・・・・・イン
44)バス・トランスファー・スイッチ・・・・・オート
45)イクイップメント・クーリング・スイッチイズ・・・・・ノーマル




























46)エマージェンシー・イグジット・ライツ・スイッチ・・・・・アームド

47)ノー・スモーキング・スイッチ・・・・・オート
ノー・スモーキング・スイッチがオート・ポジションの場合、ランディング・ギアが完全にエクステンドすればキャビンのノー・スモーキング・サインが点灯し、リトラクトされれば消灯します。
 
 

48)ファースン・ベルツ・スイッチ・・・・・オン
ファースン・ベルツ・スイッチをONにすると 「ポーン」 と音が鳴って、キャビンではファースン・シート・ベルト・サインが点灯します。

 

49)ウィンドシールド・ワイパー・セレクター・・・・・OFF
ウィンドシールド・ワイパー・セレクターがOFFの位置になっていることを確認します。
雨が降っている場合は@のスイッチでワイパーを動かしましょう。低速(LOW)と高速(HIGH)を選びます。Level-D 767 ではバーチャルコックピットと外部視点で実際にワイパーが動いているところを見ることができます。
2Dパネルのみ残念ながらワイパーを見ることはできません。
ワイパーセレクタの左側には降雨が激しいときにウィンド・シールド・ワイパーと同時に使用する揆水剤のレイン・リペレントのスイッチがあります。

 

50)ウィンドウ・ヒート・スイッチイズ・・・・・オン

































51)ピトー・スタティック・ヒート・スイッチイズ・・・・・オフ

52)ウィング・アンド・エンジン・アンティ・アイス・スイッチイズ・・・・・オフ
1個のウィング・アンティ・アイス・スイッチと2個のエンジン・アンティ・アイス・スイッチが全てオフになっていることを確認します。