FOR FLIGHT SIMULATOR USE ONLY. NOT FOR USE IN REAL AVIATION. Level-D Simulations 767-300...........Page 57
FLIGHT INSTRUMENTS

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飛行計器


767の飛行計器は、標準飛行計器と電子飛行計器の組み合わせになっています。
電子計器は電子飛行計器システム(EFIS)のひとつです。
このシステムでは、シンボル発生器(SG)により2つのCRTスクリーンに情報が表示されます。ひとつは電子姿勢指示器(EADI)で、もうひとつは電子水平位置指示器(EHSI)です。
EADIとEHSIは標準飛行計器に囲まれています。この標準飛行計器もまた電力によって作動しています。
これらの飛行計器が表示する情報は、エアデータコンピュータ(ADC)、IRU、FMCとAFDSからの情報を組み合わせたものです。


電子飛行計器システム ( EFIS )

電子飛行計器システムは3つのシンボル発生器とEADIとEHSIの2つのコントロールパネルで構成されています。
EADIとEHSIはIRUとFMCから得た情報を表示します。
IRUからは姿勢、機首方位、航跡の情報が伝えられ、FMCからはMAP表示データとルートデータが与えられます。
もし、これら2つの計器に送られる基本的なデータソースに障害が生じた場合、計器ソースセレクタパネル(ISS)により代わりの情報源を選択することができます。

シンボル発生器は、EADIとEHSIから受け取るすべてのデータの情報を処理して表示します。
通常、左側のシンボル発生器は左側のCRTディスプレイを操作し、右側のシンボル発生器は右側のCRTディスプレイを制御します。
中央のシンボル発生器は左右どちらかのシンボル発生器が故障したときに、ISSからバックアップ計器として機能するように選択されます。
標準電気系統の下にある一方のコクピット側のCRTがブランクのときには、シンボル発生器が故障している可能性があります。
ISS上のEFIボタンを使えば中央のシンボル発生器を使用しているディスプレイを初期化することができます。


電子姿勢指示器( EADI )

EADIは計器パネル群の一番上にあるスクリーンです。
EADIは、姿勢指示、フライトディレクタ、ローカライザ、グライドスロープ、AFDSモード表示、についての情報を表示します。
そのほか、EADIには対地速度、電波高度、決心高度などのデータも表示されます。
左側のEADIは左側の主交流バスにより電源が供給され、右側のEADIは右側の主交流バスから電源が供給されています。

EADIに表示される情報はIRUの基準調整に依存しています。
IRUの基準調整が終わらないと姿勢データはEADIに表示されません。
NAVモードでIRUが基準調整されると姿勢表示がライトディレクタ(もしONになっていれば)とともに現れます。
通常、各EADIはそれぞれの側のIRUからデータを受け取ります。(つまり、左側のEADIは左側のIRUから)
窓側にあるIRUが故障した場合、当該サイドのISS上のIRSボタンを押せば、中央のIRUからデータが送られます。


電子水平位置指示器 ( EHSI )

EHSIは計器群の下側にあるスクリーンです。
EADIでは選択されたモードによって次の情報を表示します:FMCの経路マップ、FMCの経路プラン、ILSコンパス、VORコンパスの各表示。
これらを表示はEHSIのモードコントロールパネルを使って選択します。
左側のEHSIは左側の主交流バスにより電源が供給され、右側のEHSIは右側の主交流バスから電源が供給されています。

EHSIに表示される情報もIRUの基準調整に依存しています。
IRUの基準調整が済んでいなければ、機首方位と航跡のデータは有効となりません。
NAVモードでIRUの基準調整が行われると、機首方位と航跡データはFMC経路データ(プログラムされている場合)とともに出現します。
通常、各EHSIはそれぞれのサイドのIRUとFMCからデータを受け取ります。
どちらかのサイドのIRUかFMCが故障したときは、当該サイドのISS上のFMCボタンを押せば、データ供給は中央のIRUと反対側のFMCを用いて供給されるようになります。


EHSIのモードの中で、あらゆる操作に対して最も一般的に使用されるのはFMC MAPモードです。(上に示してあります)
このモードの情報は、航跡に向かう方法("track up")が採られているので、マップ上に表示されるFMCルートは航空機の航跡表示にあわせて垂直に表示されます。
EHSIディスプレイに示される機首は航空機の向かう磁針路を示しているわけではなく、どちらかというと航空機の航跡に沿って向かう機首方位を表示しているのです。
磁針路は上部円弧の下に白の三角形で示されています。
横風が吹いていれば、航跡方向機首方位と磁針路との間には偏角が生じます。
HED SELモードのときは、EHSIのAFDS機首方位バグ(目印)は、磁針路マーカーと同じ位置にセットされます。
上の図は、この概念を示しています。


標準飛行計器

EFISの周りにある残りの計器はの動力源はすべて電力となっています。
これらの計器には、エアデータコンピュータ(ADC)、IRU、AFDSからの情報が送られます。
機長側の計器は左側のメイン交流バスから、副操縦士側の計器は右側のメイン交流バスから電源が供給されています。
計器の電源が止まったり、故障した場合は、計器に警告フラグが表示されます。

エアデータコンピュータ(ADC)は2つ(左側と右側)あって、通常、同じサイドの計器にエア情報を送っています。
ADCの故障やデータの信頼性が失われたりしたときは、該当サイドにあるISS上のAIR DATAボタンを押せば、反対側のADCから当該飛行計器に情報が送られるようになります。
中央のIRUはISS上のIRSボタンを選ぶことによりIRUに依存しているこれらの計器のバックアップとして機能します。

予備飛行計器群は一次飛行計器のバックアップの役を果たします。
電源を使用しないで得られるピトー靜圧システムからのデータが飛行速度と高度の予備データとして利用でるのです。
予備姿勢指示器はバッテリーが動力源なのでバッテリースイッチがONになっていさえすればいつでも作動します。
予備姿勢表示器はILSポインタに組み込まれています。
予備ILSはペデスタル上のILSレシーバにダイアルチューニングされたのと同じ周波数を使用します。
ILSポインタは予備姿勢計器上のILSノブがILSにセットされたときに表示されます。

2Dパネル表示における室内スペースの制約上、予備計器はサブパネルとしていつもは隠れて見えないようになっています。
予備計器を見るには<shift><9>キー操作を行います。するとサブパネルがメインパネル上にオーバーラップして表示され予備計器を見ることができます。


EADI表示のまとめ

EADIには2つの表示構成があり、Level-D Carrier オプションを使ってそれぞれのどちらかに変更できます。
図に示す左側のEADIが標準のEADIです。
右側のEADIをスピードテープEADIと呼んでいます。
この図のどちらのEADIにも単一型式(こうもり翼型)のフライトディレクタが表示されています。
どちらのEADIも同じ Carrier オプションメニューで指定すればダブル形式(十字型)にすることができます。


1- Attitude Indicator and Airplane Symbol:
姿勢表示と機体シンボル : 航空機の現在の姿勢を表示します。
機体指標の上端は、現在の機体ピッチを示しています。
姿勢儀の上端にある白い三角形は、Sky Pointerです。
Sky Pointerは、現在のバンク角を指し示し、常に空の方向を示しています。
IRUは、姿勢儀の表示に対して調整されます。

2- Flight Director Bars:
フライトディレクタバー : AFDS によって示されたピッチとロールを指定します。
このバーは、FD スイッチがオンにされたときだけ、表示されます。
単一型式のフライトディレクタ(図示)が表示されているときは、機体シンボルがフライトディレクタバーに近づくように飛行し、両者がほぼ一致したままの状態で飛行を続けるようにします。
ダブル形式のフライトディレクタが表示されているときは、垂直方向と水平方向のコマンドバーのセンターを維持するように飛行します。

3- Pitch Limit Indicator (PLI):
限界ピッチ指標(PLI) : PLIはフラップアップされていないときにいつでも表示されます。
この指標は、(機体の失速に先立ち)操縦桿に振動が生じるピッチを表しています。

4- Localizer Deviation Scale:
ローカライザ逸脱スケール : ILS受信機に周波数がダイアルされているときはいつでも、表示されます
ILS周波数がレンジの中に入ると上昇していく滑走路シンボルが表示されます。
滑走路は海面200フィートで上昇し始め、機体シンボルがタッチダウンするまで昇り続けます。

5- Glideslope Deviation Scale:
グライドスローブ偏差スケール : ILS受信機に周波数がダイアルされているときはいつでも、表示されます。

6- Ground Speed Display:
対地速度表示 : 航空機の現在の対地速度を表示します。
スピードテープEADIでは、現在のマッハ数も表示されます。

7- Autothrottle Mode Display:
オートスロットルモード表示 : 現在エンゲージ中のA/Tモードを表示します(緑色)
エンゲージモードは次の通りです。

8- Vertical Mode Display:
垂直モード表示 : 垂直モードのエンゲージドモード(緑色)とアームドモード(白色)を表示します。
アームドモードはエンゲージパラメータに会合したときにエンゲージドモードと置き換わります。

9- Lateral Mode Display:
横方向モードディスプレイ : 横方向モードのエンゲージドモード(緑色)とアームドモード(白色)を表示します。
アームドモードはエンゲージパラメータに会合したときにエンゲージドモードと置き換わります。

10- AFDS Status Display:
AFDS状態表示 : (緑色)AFDSモードを表示します。

11- Radio Altimeter and Decision Height Display:
電波高度計と決心高度の表示 : 電波高度計(白)地上からの実際の高度を0から2500フィートの間で表示します。
決心高度(緑色)はADIコントロールパネル上で設定されています。(ペデスタル)
電波高度が表示されている高度に達すると表示が黄色になり、GPWSが"minimums"とコールします。

12- Fast/Slow Indicator:
スピードオーバー・スピード不足の表示 : (標準型式の EADI を表示させている場合)実際の対気速度とAFDS の設定しているスピードとの間に±10ノットの変化が生じたときに表示されます。
S=遅すぎる、F=早過ぎる

12a- ADI Speed Tape:
ADIのスピードテープ : (スピードテープの EADI を表示させている場合)速度と参照速度は下図に示すような表現方法になっています。


注意)Trend Vectorが示す速度は加速時10秒を基準に対気速度を予測します。
ミニマムスピードはフラップの設定を基準にしています。
ミニマムスピードはバーののシェーカーが現れるところの対気速度です。
プログラムされると、FMC参照は表示するだけです。


EHSIコントロールパネル


1- Range Control:
レンジコントロール : MAPモードとPLANモードで表示するレンジ(範囲)を選択します。

2- TCAS Toggle:
TCAS のトグル切替 : EHSI TCAS 表示の ON/OFF 切り替えにはここを押します。

3- Display Control:
表示のコントロール : 希望の EHSI 表示型式を選択します。

4- Map Display Buttons:
マップ表示ボタン : マップモードにおける特別情報表示の ON/OFF をトグルで切り替えます。


EHSI マップ表示の要約


1- Distance Display:
距離表示 : FMC で現在目標としているウェイポイントまでの距離

2- AFDS Heading Bug:
AFDS 機首方位バグ : FMC で選択されている機首方位の目印

3- Heading Pointer:
機首方位ポインタ : 航空機の機首磁方位を表示します。

4- Track (TRK) Indicator:
航跡(TRK)表示 : 航空機航跡の方位を表示します。

5- Waypoint Arrival Time:
ウェイポイント到着時刻 : 目標としているウェイポイントの予想通過時刻(世界標準時)

6- Expanded Compass Rose:
拡大コンパス円 : IRU からのコンパスデータを表示します。

7- VOR Symbol:
VOR シンボル : NAVAID スイッチが ON のときに、近傍の VOR を表示します。

8- Waypoint Symbol:
ウェイポイント表示 : WPT ボタンが ON のとき、近傍のウェイポイントを表示します。

9- Inactive Waypoint:
非アクティブウエイポイント : (白色)経路上で目標としているウエイポイント以外のウェイポイント

9a- Route Data:
経路データ : RTE DATA ボタンが ON のとき、ウェイポイントの通過高度と通過予定時刻を表示します。

10- Active Route:
アクティブルート : すべての飛行ポイントを赤紫色の線で結んで表示します。

10a- T/C and T/D:
T/C と T/d : FMC により予想されている上昇完了地点と降下開始地点

11- Vertical Track Indicator (VTI):
垂直方向航跡表示計 : VNAVの降下パスからの偏差を表示。
キャリブレートレンジは +/- 400フィート
VNAV 降下中のみ表示されます。(降下開始後)

12- Runway Symbol:
滑走路シンボル : FMC に指定された出発空港と到着空港の滑走路シンボル

13- Active Waypoint:
アクティブウェイポイント : (赤紫色)FMC が現在目標としているウェイポイント

14- Airplane Symbol:
機体シンボル : 三角形の頂点は現在の航空機位置を示します。

15- Altitude Range Arc:
高度レンジ円弧 : MCP で設定した高度への到達予想点

16- Auto-tuned Navaid:
自動チューニング航法援助施設(緑色) : FMC によって自動チューニングされた航法援助施設

17- FIX Page Navaid:
FIX ページの航法援助施設 : FMC の FIX ページに入力してある航法援助施設

18- Wind Vector:
ウィンドベクタ : 風速と航跡に対する風向の相対方向を示します。

19- FIX Page bearing/distance:
FIX ページの方位と距離 : FIX ページで設定した範囲と方位データつきの航法援助施設

20- Track Line and Scale:
航跡とスケール : 航空機の予想航跡と指定したレンジの1/2スケールマーク

21- Airport Symbol:
空港シンボル : APRT ボタンが押されているときに表示される近傍空港のシンボル


EHSI における VOR 表示の要約


1- Distance Display:
距離表示 : 選択している VOR までの距離 DME

2- ADF Needle:
ADF 指針 : 有効な ADF が受信された場合に表示します。

3- AFDS Heading Bug:
AFDS の機首方位バグ : FMC で選択した機首方位を示すバグ

4- Heading (HDG) Indicator:
機首方位指示器 : 航空機の機首磁方位を表示します。

5- Track Pointer:
航跡ポインタ : 航空機の航跡方位を表示するポインタ

6- Course Deviation Indicator (CDI):
コース偏向指示器(CDI) : VOR 信号が受信されたときに VOR との偏差を表示します。

7- Wind Vector:
ウィンドベクタ : 風速と航空機に対する風向相対方向角を表示します。


EHSI における ILS 表示の要約


EHSI における ILS の表示レイアウトは、 CDI が LOC 信号を受信したときにローカライザとの偏差を表示しているということ以外は、 VOR の表示と同じです。
また、ILS の表示では、拡大、全円表示ともそれぞれ、右側にグライドスロープ指示器が表示されます。


対気速度計


1- Mach Window:
マッハウィンドウ : 現在のマッハ数を表示。
0.400 マッハ以上でこの窓が開きます。

2- MMO/VMO Pointer:
MMO/VMO ポインタ : このポインタを超えるマッハ/速度になると速度超過警告が出ます。

3- AFDS Airspeed Command Bug:
AFDS 速度バグ : MCP でセットした速度位置を示すバグ
VNAV 使用中は FMC で指定した速度を表示します。

4- Airspeed Pointer:
速度ポインタ : 現在の速度を示します。
60ノットで表示が始まります。
デジタル速度表示は30ノットで表示が始まります。

5- Speed Bug Reset Button:
速度バグリセットボタン : この範囲をマウスでクリックすると FMC 情報により設定されたすべての速度バグをリセットします。
地上では、離陸時における速度のバグが設定されます。(MCP の速度を含みます)
Level-D メニューの「Airspeed bugs option」と同じです。

上空では、LEVEL-D メニュー“Airspeed bugs option"によるアプローチバグが以下のようにセットされます。

6- Airspeed Reference Bug:
速度参照バグ : このバグは目印にだけ使われる。速度計の右側に添ってマウスでクリックして手動で設定します。

7- Speed Bug Click Areas:
速度バグクリックエリア : 個々の参照バグを設定するためにクリックする大体の位置
実際のゲージには明確なクリック位置が示されていないので、クリックは試行錯誤作業となります。


電波・距離計 RDMI


1- DME Indicator:
DME表示器 : 当該 VOR までの DME を表示します。
DME が利用できないときは、“-------“ で表示します。

2- Signal Pointers:
シグナルポインタ : 選択した VOR または ADF の磁針路を表示します。

3- VOR/ADF Selectors:
VOR/ADF セレクタ : 当該矢印で VOR,ADF どちらの信号を表示するか選択します。
ペデスタルでセットしたアクティブな ADF の方位を表示させるためにどちらかのセレクタをセットします。

4- Compass Rose:
コンパスローズ : 航空機の磁針路が白いポインタの下に表示されます。
機首方位の情報は反対側の IRU から得ています。(つまりキャプテン側の RDMI の情報は、右側の IRU による情報です。)


高度計


1- 100 Foot Pointer:
100フットポインタ : 高度の変化に応じた回転します。

2- Altitude Readout:
高度読み取り窓 : 20フィート単位で航空機の正確な高度を表示します。

3- Altimeter Setting:
高度計規正 : 左下の BARO ノブを使って気圧を設定します。(Hg または mb)

4- Altitude Reference Bug:
高度参照バグ : 参照高度をセットするにはノブを用います。
このバグは参照のためだけに用いられ、どのシステムとも連携をとっていません。

5- Altitude (ALT) Alert Light:
高度警報ライト : MCP の設定高度をキャプチャする前に900フィート以内で点灯します。
MCP の設定高度、300フィート以内でこのライトは消えます。
高度キャプチャ後、MCP 設定高度を300フィート以上それるとライトは再点灯します。
このとき、警報音も発せられます。


時計表示器


1- Time Display:
時刻表示 : シミュレータの現在時刻を表示します。
時刻は時刻窓のマウスクリックエリアを用いて調整できます。

2- Elapsed Timer (ET) Control:
経過時間(ET)制御 : このエリアをマウスでクリックすると経過時間機能を調整できます。

3- ET/CHR Window:
ET/CHR ウィンドウ : 経過時間タイマーまたは、クロノメータのうちいずれかアクティブな方の時間を表示します。
この両者が同時に作動しているときは、クロノメータの時刻は経過時間の上に表示されます。

4- Chronometer Control Button:
クロノメータコントロールボタン : 時間機能の開始時に押します。
経過時間のうち、分の部分は ET/CHR ウィンドウに表示され、秒は周りの回転針により示されます。
2度目に押すとクロノメータが停止します。
3度目に押すとリセットされ、表示がクリアされます。


計器ソース選択コントロール


1- Flight Director Source Selector:
フライトディレクタソース選択ノブ : 当該サイドのフライトディレクタバーを制御するFCCを選択します。
通常は、当該サイドのFCCに設定されています。

2- FMC Switches:
FMCスイッチ : 通常はブランク
ALTN が表示されているときは、EFIS に表示されているソースデータを右側の FMC に切り替えます。
当該サイドの FMC が故障した場合に使用されます。

3- Electronic Flight Instrument Switch:
電子飛行計器スイッチ : 通常はブランク
ALTN が表示されたら、当該サイドの EFIS 表示を中央のシンボル発生機に切り替えます。
シンボル発生器が故障した場合に使用します。

4- Inertial Reference System Switch:
IRS スイッチ : 通常はブランク
ALTN が表示されたら、当該サイドの計器から中央の IRU に切り替えます。
反対側の IRU も中央の IRU に切り替えられます。
IRU が故障した場合に使用されます。

5- Air Data Computer Switch:
エアデータコンピュータスイッチ : 通常はブランク
ALTN が表示された場合、当該サイドの計器は反対側の ADC データを使用するように切り替わります。
ADC が故障の場合に使用されます。



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