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Flight Simulator 98 のマルチプレイヤー機能

1997年9月27日

このところ忙しかったため、前の話題から2週間もあいてしまった。いかんいかん。 3日坊主にはならなかったが、このままだと3ヶ月坊主になってしまいそうだ。

さて、今回はFlight Simulator 98 (以下 FS98)の話をしよう。これは FSFW95 の後継 にあたるソフトで、つい先日発売されたばかりだ。いろいろ機能が追加されている。詳しくは こちら

数日前から NIFTY-Serve で FS98 を入手したという話を聞いていたのだが、日本語環境で問題があるらしいとも聞いていたので、導入はしばらく様子を見ようと思っていた。んが、なぜか今、手元には FS98 がある。昨日、秋葉原の T-ZONE ミナミに積んであるのを見て、反射的に買ってしまったのである。(^_^)

FS98 のウリとしては、機体の追加、3D accelaration, MMX 対応、force feedback 対応、マルチプレイヤー対応、シーナリの追加、計器パネルの改善などなどがある。動作対応 OS は Windows95 と Windows NT 4.0 である。NT4.0 に正式に対応しているのは嬉しい。私は個人でも会社でも NT4.0 をメインに使っているからだ。

早速 NT4.0 でインストールして使ってみた。まず第一に気付くのは、パネルが変わったことで、よりリアルになった(ような気がする)。ただ、配置が結構変わっているので、最初は戸惑った。とくに通信装置がなくてあちこち探しまわってしまった。FS98 では通信装置は別の View として提供されているので、パネル上には表示されない。あと、Sessna Skylane RG では VOR が1つしかない。VOR の指針もちょっと表示が変更されているので最初は面食らう。

機体は Bell 206B JetRanger ヘリコプタと Cessna Skylane (の RG じゃないやつ)が追加されている。JetRanger のほうは結構操縦が難しい。

シーナリについては、これまで別売りだったものがかなり含まれている。Japan や Hawaii も含まれている。(シーナリファイルを見てみたが、JAPAN シーナリではファイル名が全然別物になっているので、名古屋修正シーナリや東京湾改造計画をどうするか考えないといけないなぁ、、、)

アドベンチャー、レッスンもかなり大量に追加されているので、一通り楽しむにはかなりかかりそうだ。成田から羽田へのアドベンチャーも入っている。

その他、操作性が結構改善されている。まず、キーのアサインを全部変更することが可能。それから空港の変更がやりやすくなった。今までは地域を指定して、それから空港を選択するほうほうだったのだが、FS98 では空港の名前を入れるだけで全世界の空港から検索してくれる。 一つ不満なのは、Slew モードで方位の変更にラダーペダルが使えなくなったことだ。 結構不便。

残念なことに NT4.0 では主要な機能の一部が使えない。3D accelaration やマルチプレイヤーなどだ。そこで、テストのため Windows95 にインストールして試してみた。

まず DirectX5 のインストールをさせられる。でも何故か私のマシンでは上手く DirectX5 が動作しなかったので、Microsoft の WWW サイトから DirectX5 の日本語版を取ってきて入れなおした。

次に 3D accelaration を試してみる。私が使っているビデオカードは I/O データのカードで、S3 Virge (初代)を積んでいるやつなので、ハードウェアアクセラレーションが 使える、、、のだが、遅くて話にならなかった。グラフィック自身は奇麗になるのだが、フレームレートが半分近くになってしまう。もっとまともな 3D カードを買わないと駄目みたいだ。

なお、3D accelaration の設定は結構わかりにくいところにある。Options - Preferences - Display - Display options - Hardware Acceleration というところにある。

それとマルチプレイヤーを試してみることにした。今回はこのマルチプレイヤーについて詳しく書くことにする。


マルチプレイヤー機能

マルチプレイヤーを楽しむにはいくつか方法があるが、私が行った方法は Microsoft Internet Gaming Zone を経由する方法だ。この方法だと、Microsoft Internet Explorer 3.0 以上が必要になる。

まず、Internet に接続し、www.zone.comに接続する。ここに参加の仕方などが書いてあるのでよく読んでほしい。Internet Gameing Zone を使うためには専用のソフトウェアが必要なので、ダウンロードし、サインアップ作業を行っておく。私は以前 X-Wing vs TIE-Fighter というゲームで Internet Gaming Zone を使っていたため、この作業は改めて行う必要はなかった。

ゲームのリスト一覧のなかに Flight Simulator 98 があるので、それを選ぶ。 Flight Simulator 98 の場合、4つ Room があるので、好きな Room に入室する。

あとは他の人が Host 役をやっているゲームに参加するか、自分が Host になれば良い。ゲームが開始されると、自動的に FS98 が起動される。同時に参加できるのは6名くらいまでのようだ。

FS98 が起動されたら、あとは好きなように飛行すれば良い。他の人の機体のそばにその人の名前が表示されるので、近づいて一緒に飛行すると面白い。チャットウィンドウもでるので適当にだべることもできる。一人が管制官役をやって、管制を受けながら飛ぶのも楽しそうだ。

X-Wing vs TIE-Fighter の場合、Internet 経由でゲームをすると遅くてたまらなかった のだが、FS98 の場合は全然問題ない。きっと転送するデータの量が少ないからだろう。X-Wing vs TIE-Fighter だと機体が多いうえに、レーザーとかミサイルとか飛び回るのに対し、FS98 だと参加しているプレイヤーの機体だけだから当然とも言えるが。

今日は3名で飛行を行った。Hirai 氏、Broadst 氏という方と、私である。 Chicago O'Hare 空港から Meigs 空港まで飛んだり、離発着をくり返したり、ビルの間を飛んだりしただけなのだが、結構楽しいものである。

チャットも行ったのだが、Hirai 氏は日本人で横浜(だったと思う)在住、Broadst 氏はアラバマ在住だそうだ。英語でチャットをしなければならないので、慣れないとちょっとしんどいかもしれない。とくに着陸体勢に入っているときに話しかけられると「わや」である。

私は tmurakam という名前で参加しているので、見掛けたら声を掛けてくれると嬉しい。でも、NT4.0 でマルチプレイヤーが使えないのは痛いなぁ。

(追記: これは間違いだということが判明しました。次の話題に訂正があります)


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