先週、名古屋にいってきた。法事があったんだけど、ちょうど出張が重なったので、交通費は会社から支給された。らっきー。
せっかく名古屋にいったのであるから、名古屋シーナリのための資料集めをすることにした。次のバージョンではテクスチャをかなり追加するので、そのための資料集めである。
法事の帰りに、車でちょうど名古屋駅を通りがかったので、妹に運転を代わってもらい建設中のJRセントラルタワーズを見てきた。上のタワー部分が徐々にできあがってきている。回りのビルと比較すると、かなり巨大である。
名古屋シーナリのＪＲセントラルタワーズはやはり形が違っているので、修正が必要になりそうだ。なにしろ、名古屋シーナリ中のものは、実物の建設初期段階で作ったので、全然資料が足りなかったのである。（正面からの完成予想図のみ）
さっきインターネットでいろいろ検索してみたら、ここにかなり大きめの建設中の写真があった。また ここや、ここにも資料があるので、参考にするつもり。インターネットで探すといろんな資料が居ながらに入手できるので便利である。
ところで、ふつうＪＲセントラルタワーズのことを調べようと思ったら当然ＪＲ東海の Web サイトを見りゃいいと思うであろう。私もそう思って探したのであるが、なんとＪＲ東海は Web サイトがないんである。 これだけ大きい企業で、かつ公共性が高いのに Web サイトがないってのはちょっと意外である。しかも、 JR北海道も JR東日本も JR西日本も JR四国も JR九州もちゃんと Web サイトがあるし、 JR東海ツアーズなんてのもあるのにどういうわけかＪＲ東海だけないんだよこれが。はっきりいって、
名古屋駅周辺では他に名鉄や松坂屋、近鉄などをチェックした。主に屋上の広告部分のチェックである。近鉄や名鉄百貨店の広告を追加するつもりなんである。近鉄に関しては、名古屋シーナリにはビルそのものが入っていない（単に忘れていただけ）ので、追加しなければならない。
この日はうかつなことにデジカメを忘れたので写真が取れなかった。ゴールデンウィークの時に撮りに行くことにしよう。
翌日は栄に買い物に出かけたので、今度はデパートのチェックである。丸栄、三越、松坂屋の屋上にのぼってまわりを観察して写真を撮ってきた。デパートの屋上なんてゲームコーナーくらいしかないので普段あまりのぼらないのであるが、たまに行ってみるといろいろと発見があってそれなりに面白い。
いちど、中日ビル（右の写真）の回転レストランにいってじっくり回りを観察するというのも良いかもしれない。あとはテレビ塔にのぼるか。
話は変わるが、坂川氏の名古屋フォトシーナリが先日公開された。サイズがかなり大きいため公開をためらっていらっしゃったので、私が代理で公開したのである。
このシーナリは非常に良くできており名古屋シーナリとの整合性もかなりよいのであるが、それでも若干のズレがあって気になっている。それで名古屋シーナリのオブジェクトの位置をフォトシーナリに合わせて微調整することにした。FS を起動して地図表示して、Slew を使って移動しながら緯度経度のデータを一つずつ取るのである。作業自体は単純なのだが、作業量がけっこう多いので面倒ではある。
しかし、この作業を開始した時点で一つ問題が起こった。FS98 の Slew モードでは緯度経度の秒の位が表示されないのである。（分の位が小数点表示されるだけ）。おかしいなぁ？前にやったとき（以前名古屋城の金鯱を設置するときにもこれをやった）には確か秒の位まで表示されたのに、、、？
やむなく、分の位で位置合わせをやってみたのであるが、やはりかなりずれが大きい。数１０ｍくらいずれてしまうのである。これでは使えない。もしかして、FS98 の問題？
、、、と思って FSFW95 をインストールしてみた。すると FSFW95 ではちゃんと Slew モードで秒の位まで表示されるではないか。FS98 はこの点に関してグレードダウンされているようだ。 まあ、普通の人は不要だと思ってこうしたのかも知れないが、私のような普通じゃない (^^;) 人間にとっては多いに不満である。
しょうがないので FSFW95 で作業をすることにした。 ただ、FSFW95 を入れて良かった点もある。FSFW95 のほうがフレームレートがかなり良いのだ。FS98 を導入してからフレームレートがかなり下がったという話を良く聞いてはいたのであるが、私は FS98 のフレームレートにまあ満足していたのであまり気にしていなかった。
でもフォトシーナリを使っているとかなり差が大きいんである。 まあ、FS98 だと Direct3D が使えるというメリットもあるので、一概にどちらか良いとはいえないけど。
'98/8/23: 追補
この問題は fltsim98.cfg の [MAIN] のセクションに DISPLAY_FRACTIONAL_MINUTES=0 の１行を追加すれば解決するそうです。