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FS-X発売、ともかく重い(^^ゞ
2007年1月26日、いよいよFSの最新バージョン「FS-X日本語版(フライトシミュレータ・バージョン10)」が発売されました。
英語版(XP・P4-1.5G)の時どうにもこうにも重たいので、日本版では新しいPC(Vista・Core2-2.13G)を買うはめに・・・
壮大なオーケストラの音楽と共にメニュー画面が現れます、これがいい雰囲気ですよね。
まずは「フリーフライト」、FSXではウルトラライトプレーン(モーターグライダー)が初期設定なのが新鮮です。
フリーフライト
基本的な項目は「FS2004」を踏襲しているので分かり易いと思います。
[1 現在の航空機]・・・航空機を選択します、最初は「ウルトラライトプレーン」が選択されています。
[2 現在の位置]・・・位置(空港)を選択します、最初は「フライデーハーバー
※1
」が選択されています。
[3 現在の気象]・・・気象を選択します、最初は「晴天」が選択されています。
[4 現在の日時]・・・日時を選択します、最初は「PC内部時計
※2
」が選択されています。
※1
フライデー・ハーバーは、北米サンフアン諸島にある避暑地です。
今までFSではシカゴ(メイグス)・シアトルとなっていましたが、今度のFS-Xはいきなりホリデーモードから始まるんですね。
※2
ゲームを起動したPCの内部時計です(PCの電源とは別に動いています)。
まず、最初はこの時間に設定されます。
■まずは、飛んでみる
ウルトラライトプレーン
まずは、新しくセレクトされた「ウルトラライトプレーン」で飛んでみましょう。
FS-Xの第一印象は、「自然な雰囲気」とでもいいましょうか。
空・雲・波といった自然の景色がかなり実感的です。
パッと見、ハデさはないんですが画像処理(特に光源処理)が改良された賜物でしょう。
このFS-Xの魅力の自然の描写を堪能するのには「ウルトラライトプレーン」がぴったりなのです。
航空機の選択画面
[航空機の選択]画面がサムネイルで見やすくなりました。
また、グルーピングという概念が導入され同じ機種でテクスチャのバリエーションがある場合、ひとつのグループとして表示できます。
この画面はすでにオリジナル以外の機種が登録されていたり、オリジナルであっても別のテクスチャになっていたりします。
一番左の列の上から3つめ、「?(Unknown
※3
)」のマークが表示されています。
※3
新しい形式のリストに表示されるのは、その機種のテクスチャのフォルダの中に「thumbnail.jpg」という名称の画像ファイルがある時です。
「FS2004」以前のファイルを使うときには画像ファイルを用意して追加する必要があります。
■テクスチャのバリエーション
テクスチャの注意
テクスチャのバリエーションは、今までのFSと同様にフォルダ単位で切り替えます。
標準でいくつかのフォルダが用意されていますが、「ホワイト」のテクスチャがある機種は要注意です。
ユーザーが別のテクスチャを用意する時に、この「ホワイト」のテクスチャを参照しているものがありますので「ホワイト」のテクスチャが入ったフォルダは消さないようにしておいた方が無難です。
右下の機種が追加のテクスチャのフォルダを設定したときに「ホワイト」のテクスチャのフォルダを消去した結果、胴体が透けてしまった例です。
Microsoft Flight Simulator の歴史
フライトシムの定番とも言える「マイクロソフト」社の「フライトシミュレータ」の歴史を簡単に記します。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の記事を参考にさせていただきました。
初期のバージョン
アップルII用につくられた「subLogic(後にマイクロソフト社が買収)」社のフライトシミュレータがFSXに至る源流と言えるものだったようです。
1st generation 1980
2nd generation 1983
3rd generation 1986
一方IBM PC用としてマイクロソフトブランドとしては、
FS1.0 1982
FS2.0 1984
がありました。
FS3.0 1988
自分は、FS3については、実物(パッケージ)を見たような、見ていないような・・・どうも、はっきりした記憶がありません。
●FS3.0画面
FS3.0やFS4.0は、単色の画面だったようです。
FS4.0 1989
このバージョンは買わなかったけどアキバでパッケージを見たことがあります。
字が小さくて見にくいのですが、5 1/4(5.25インチ=約13センチ)inch disk versionとあります。
OS自体がコンパクトなこともあって、ゲームソフトもFD(フロッピーディスク)で十分だったんですね。
●5.25インチFD
この5.25インチFDは、いま一般的につかわれている3.5インチFDや音楽で使うMDの硬いケースとは違ってぺらぺらなので、入れ方が悪いと折れ曲がったりします(^^ゞ
FS5.0 1993
FSは、このバージョンでジャンプアップを果たします。
1つは、ポリゴンにテクスチャーを貼るという手法で表現力が増したこと。
また、前バージョンもNECのPC-98用ソフトとして売られていたようですが、このバージョン5は入手しやすかったことです(要は日本語版がきちんと手に入るようになった)。
●FS5.0画面
パネルの表面処理や地表の模様など、これまでのバージョンにくらべ随分と表現力が増しました。
FS5.1 1995
基本的には5.0ですが、ニューヨークなどの別売りシーナリーが付属されました。
容量の増加によってFD版だけでなくCD版も販売されました。
ウィンドウズの3.1が普及し始めたころでしたが、MS-DOS版のため苦労を強いられました。
●FS5.1画面
FSW95(FS6.0)1995
ウィンドウズ95によって一気に広まった市場に対応するように発売されたバージョン。
いままで敷居が高かったシミュレータのソフトも、ゲーム感覚で楽しめるようになりました。
●FSW95画面
FS98(FS6.1)1997
前バージョンで別売りだった「Japanシーナリ」「Hawaiiシーナリ」「Caribbeanシーナリ」などが追加されました。
また、初めてヘリコプターが追加されたのも特徴です。
●FS98画面
FS2000(FS7.0)1999
太陽を背にしたコンコルドのシルエットが印象的なパッケージでした(プロ版)。
このバージョンから、スタンダード版とプロフェッショナル版が発売されました。
リアリティが増したものの動作が重くて不評を買いました。
●FS2000画面
FS2002(FS8.0)2001
独自のシーナリの描写に威力を発揮するフォトシーナリがデフォルト以外でも使用できるようになり、次第にサードパーティーのソフトも充実してきました。
●FS2002画面
FS2004(FS9.0)2003
ライト兄弟の飛行から100年を記念したバージョンということで「センチュリー・オブ・フライト=翼の創世記」というサブタイトルがつけられました。
ライト兄弟のライトフライヤーを始め歴史的な名機が登場しました。
●FS2004画面
FSX(FS10.0)2006
ウィンドウズビスタの登場に合わせるかのように登場したのが最新版の「FS-X」です。
ついにメディアがDVDになってしまいました。
評価はこれからと思いますが、やっぱり「きれいだけど、重たい!」
●FS-X画面