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更新日 2009-02-01 | 作成日 2008-04-03

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エアバス

民間旅客機のメーカーとしては後発のエアバス社は、1970年にフランスと西ドイツの国際共同事業体として設立され、その後イギリス・スペインも加わりました。
エアバスは開発・生産・販売を分担協力して行い、いまやボーイングとともに世界を二分するメーカーに急成長しました。

エアバス社の命名法は、いささか複雑なので順を追って説明します。
A300 = エアバス社が旅客機市場に乗り込むきっかけとなった 300 席クラスの双発機
 > ・ A310 = 基本構造の改良を伴う A300 の胴体短縮型
A320ファミリー
 > ・ A320 = ボーイング 737 クラスの対抗機でナローボディ機
 > ・ A321 = 基本形である A320に対して胴体の延長型
 > ・ A319 = 基本形である A320 に対して胴体短縮型
 > ・ A318 = A319 の更なる胴体短縮型
A330 = A300 のボディを流用した中距離向け大型双発機
A340 = A330 と共通のボディを持つ長距離向け大型 4 発機
A350(XWB) = ボーイング787に対抗する新開発の双発機
A380 = ボーイング 747 の市場を狙う長距離向け超大型 4 発機


エアバスA300B2/B4/-600/-600R

1960 年の前半にイギリスを中心にヨーロッパ域内の主要都市間を結ぶ経済的な大型短距離旅客機が必要になるとの見込みからエアバス社を設立し、最初に製造を行ったのがエアバス「A300B2」と「B4」です。
その後に同社が製造した新型機 A310 の技術進歩を取り入れてアビオニクスの改良やキャビンの近代化などを行った改良型の「A300-600」と燃料タンクを増設した長距離型の「A300-600R」を投入しました。
エアバス社では、製造を分担して行っているため最終組み立て工場(フランス・ツールーズやドイツのハンブルク)に胴体・主翼などの大型部品を運ぶ必要性が出てきました。このため、専用に作られた輸送機が「A300-600ST」です。
およそ空を飛ぶ飛行機とは思えないボリューム感のあるボディは、大物貨物をスピーディーに空輸することが出来ます。ベルーガ(白イルカ)と名付けられた姿態はとてもユーモラスな存在です。
機種名
A300B2
A300-600R
全長
lllllllllll 54m
lllllllllll 54m
客席数
lllllllllllllll 240-289席
llllllllllllllllll 267-375席

A300-B2

2K4_A300B2.jpg●A300-B2
(AEROCONDOR COLOMBIA)
[2k4](機体本体) od_a300.zip

A300-600R

2K4_A300-600.jpg●A300-600R(American)
[2k4](機体本体)
american_a300-600_full_package.zip

A300-600ST

2K4_A300-600ST.jpg●A300-600ST(House color)
[2k4](機体本体) b4600st.zip

エアバスA310-200/-300

エアバス「A310」は同社の A300 の胴体短縮型という位置づけです。しかし、当時ボーイング社が 767 の開発を行っており、主翼の改良やコクピットのグラス・コクピット化と2人乗務を可能にするなどの改良で対抗することになりました。
「A310」は、短距離路線用の 「-100」 と中距離路線用の「-200」が提案されましたが 「-100」 の受注は得られませんでした。その後に長距離路線用の「-300」が製造されましたが外見上の変化はありません。
機種名
A310-200
全長
lllllllll 47m
客席数
llllllllllllll 210-280席

A310

2K2_A310.jpg●A310-200(Air Jamaica)

エアバスA320ファミリー(A318/A319/A320/A321)

「A320」で始まる「エアバス A320 シリーズ」は、2 通路ワイド・ボディの 「A300/A310」 に続いて 150 席級市場をターゲットにした単通路機です。新設計となった機体には様々な技術が積極的に導入されました。
特にコクピットは、グラス・コクピットを全面的に採用したのはもちろんのこと、新しい試みのフライ・バイ・ワイヤとサイド・スティックの採用は従来機の概念を打ち破るものでした。
「A321」は 「A320」 の胴体延長型にあたり、基本的な構造は「A320」 のものと同じですが降着装置や主翼の強化が行われました。 「A321-200」は基本型の 「A321-100」 の長距離型にあたります。
150 ~ 160 席クラスの「A320」の胴体短縮型である 「A319」 は 130 席クラスの旅客機です。「A320」 や 「A321」 との共通性を打ち出してセールスを伸ばしています。
「A320 ファミリー」の最新型が「A318」で、短縮型の 「A319」 をさらに 2.4 メートル縮めて 100 席級の機体となりました。ボーイング 717-200 あるいは 737-600 に対抗する機種に相当し、市場の要求に柔軟に答えられるようになりました。
機種名
A318
A319
A320
A321
全長
llllll 31m
lllllll 34m
llllllll 38m
lllllllll 45m
客席数
llllll 99-129席
lllllll 124-145席
lllllllll 138-179席
llllllllll 185-200席

A318

2K4_A318.jpg●A318(Frontier Airlines)
[2k4](機体本体) ad318_base.zip
[2k4](機体リペイント)
  ad318_frontier.zip
[2k4](パネル) ab320km_panel.zip

A319

2K4_A319.jpg●A319(Lufthansa)
●A319 Air Canada
[2k4](機体本体)
「Eurowings 2004 / Commuter Airliners」(Aerosoft社)

A320

2K4_A320.jpg●A320(Alitalia)
[2k4](機体本体)
  ifdg__a320__aza.zip
●A320 American
[2k4](機体本体)
  american_a320-211.zip

A321

2K4_A321.jpg●A321(Swiss)
[2k4](機体本体)
  ifdg_a321_swiss.zip
●A321(Iberia)
[2k4](機体本体)
  ifdg_a321-211_ibe.zip

エアバスA330-200/-300

エアバス社は着実に実績を重ね、大型機市場を狙って投入したのが「A330/A340」で、この 2 タイプの大型機は並行して開発されました。「A330」は共通のボディをもつ双発機で、需要の多い中長距離路線向けとなっています。
エアバス社は「A340」と大幅な共通性を持たせることによって自社の開発費の削減はもとより、顧客にとっても運行・整備などでコスト削減になることをセールスポイントとして打ち出したものです。
基本形の「A330-300」に対して「-200」は、胴体を短縮して航続距離を延長したタイプです。
機種名
A330-200
A330-300
全長
llllllllllll 59m
lllllllllllll 64m
客席数
lllllllllllllll 253-293席
llllllllllllllllllllll 335-440席

A330-200/300

2K4_A330-200_300.jpg●A330-200(Gulf Air)
[2k4](機体本体)
  posky_a330-200_gf_nc.zip
●A330-300(Air Canada)
[2k4](機体本体) aca_a333.zip

エアバスA340-200/-300/-500/-600

「A340」 は、並行して開発された双発の「A330」に対して 4 発のエンジンを搭載しています。これは、直接のライバルとなるボーイング 777 に対して安全性での優位を主張する特徴ともなっています。
短胴型の「-200」と長胴型の「-300」が製作されました。
「A340-500」 および 「A340-600」は、「-200/-300」の航続距離延長型と胴体延長型にあたります。いまや胴体長さナンバーワンとなった「A340-600」は、その乗客数と航続距離からボーイング 747-400 を脅かす存在ともなりました。
機種名
A340-200
A340-300
A340-500
A340-600
全長
llllllllllll 59m
lllllllllllll 64m
llllllllllllll 68m
lllllllllllllll 75m
客席数
lllllllllllllll 262-303席
lllllllllllllllll 295-335席
llllllllllllllllllllll 313-440席
llllllllllllllllllllllll 380-485席

A340-500/600

2K4_A340-500_600.jpg●A340-500
(Singapore Airlines)
[2k4](機体本体) a3405sng.zip
●A340-600
(Thai Airways International)
[2k4](機体本体) fs346trb.zip
[2k4](パネル) a340_panel.zip

エアバスA350(XWB)

エアバス社はボーイング787に対抗する機種として「A330」の改良型とも言える「A350」の計画を発表しました。
ところが「A330」の焼き直しとも言えるこの計画は、受注が振るわず旅客機史上最大の成功と目されるボーイング787に太刀打ちできない判明しました。
そこで新たに「A350XWB(eXtra Wide Body)」として新技術を投入した機種を開発することになりました。
機種名
A350XWB-800
A350XWB-900
A350XWB-1000
全長
llllllllllll 60m
lllllllllllll 67m
lllllllllllllll 74m
客席数
llllllllllllll 270席
llllllllllllllll 314席
llllllllllllllllll 350席
※まだ開発段階であるため数値は確定ではありません。

A350-900/1000

X_A350XWB.jpg●A350XWB-900(Aer Lingus)
sccb-a359-ein.zip
●A350XWB-1000(Qantas)
[FSX](機体本体) 350qf_x.zip


エアバスA380

超大型機で独占を続けていたボーイング社に対し、エアバス社が競争を挑むための切り札がこの「A380-800」 です。「A380」 は、現在の空港の大きさを考慮し、全体のサイズを抑えつつ収容量を増すために総 2 階建ての機体を採用しました。
今までの続き番号の 350 ~ 370 を飛ばして 「A380」 が与えられなりました。命名についてはキャビンのイメージ「O」を2 階建ての「8」としたという説が有力です。
また、枝番の「-800」は計画時の枝番を飛ばしたことに加え「380」の「8」に関連付けたものと思われます。
新しい世紀を飾るに相応しい巨人機は、2005 年 1 月に 1 号機が披露されました。
エアバス社初の巨人機で生みの苦しさを味わい、製造段階での遅延の末 2007 年 11 月、シンガポール航空での初就航を果たしました。
機種名
A380-800
全長
lllllllllllllll 73m
客席数
llllllllllllllllllllllllll 525席

A380-800

2K4_A380.jpg●●A380-800(Virgin Atlantic)
[2k4](機体本体) a380virg.zip
[2k4](パネル) panel.a380.zip