JFltcrwPro ボイスロイド案
2016.03.19
いままでと全く違ったJFltcrwProのボイスロイド案

●現状のJFltcrwPro音声再生方法
声優さんに音声を録音してもらい、細切れにしてファイル作成。
これらをプログラムで再生させ文章にする。
「本日も」「日本航空を」「ご利用いただきまして、誠にありがとうございます。」
2つ目の「日本航空を」の部分を航空会社の数だけ録音してもらい、プログラムで
つなぎ合わせて再生します。
音声のつなぎ合わせの制御が難しく、最初の音声が終わったことを感知させ次の
音声を再生させるのですが、どうしても間延びしてしまう。
そこでとった方法が以下の方法。



ギアダウン時の風きり音とかのつなぎの部分ですが、音が切り替わる部分で無音
部分が出たりすることを防ぎます。
アナウンスの音声すべてにこの方法をとることは難しいので音が連続しない部分
についてはプログラムで音声再生時間を計算させてつないでます。

この方法ではアナウンスの区切りの部分、空港名とその前後の音声との整合性は
声優さんの力量に掛かっており、同じような音声を何十個も同じ調子で発音する
ことはほんとに大変な作業だったと思います。


●ボイスロイドアナウンス案
アナウンスをボイスロイドでしゃべらせて録音し、音声ファイルを作る案です。
これなら空港名など欲しいものをいくらでも追加できますし、ボイスロイドの音声
合成機能で空港名と前後のアナウンスとの整合性もとれて自然な感じが作れそうです。
作業的には上記の現状の方法と同じく多数の音声ファイルを作る必要があり手間的
に大変ですが、プログラムの変更もいらず時間さえあれば今からでも着手できる
簡単方法ですね。

ただ、ロビー放送では音声そのままでは雰囲気が出ませんので音声ファイルそれ
ぞれに環境エフェクト、エコーやリバーブなどの補正が必要です。


●ボイスロイドアナウンス究極案
アナウンスをボイスロイドで行うのは上記と同じですが、こちらはボイスロイド
の音声合成機能をJFltcrwProに組み込んでしまう方法です。
現状商用で使われているものと同じ技術ですね。
実際の空港のロビーアナウンスとかカーナビの音声案内とかです。
こちらも調べてみましたが組み込みモジュールの金額が半端ない。

でもこれができれば音声ファイルを作成する必要がなく、プログラムでアナウンス
内容を自動作成させて音声合成モジュールでしゃべらせると。
機体の動きや周りの環境、気象情報、時刻、位置の座標などと合わせて様々な
アナウンスをさせることができそうです。

うん、なんでもできますね、これが一番面白そうです。

いっそのことAIも組み込んで状況に合わせてかってにしゃべらせちゃいますか。
人工知能AIについては機械組み込みと管理用でやってたLISPやProlog使えそうだし。


トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -