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プライベート
大空を自分の操縦で自由に飛びたいと言う純粋な気持ちや、スピーディーな移動のために自前の航空機を所有する個人や会社があります。
このページでは、自家用機・社用機として使用されることの多い小型のプロペラ機またはジェット機を紹介していきます。
レシプロ/ターボプロップ(単発機)
2 ~ 4 人乗りぐらいの機体が一般的ですが、中には乗員+乗客で 11 人も乗れる大きな小型機(笑)もあります。
ビーチクラフト 35 ボナンザ
低翼の高性能な軽飛行機を目指したこの機体は空気抵抗を減少させるためにV字翼が採用されたのです。こうして生まれた「ボナンザ」 は、日本では新聞社の報道取材活動で重用されました。
セスナ 150
「Cessna 150」は、1958 年の生産開始以来の複座単発機の大ベストセラーです。パワーアップ型の 152 にバトンタッチされる 1978 年までに 24,000 機以上が生産されたました。ほとんどの飛行クラブやスクールで練習機として使われており、経済的でシンプル、クセがなく使い勝手の良い機体として定評があります。水上機型はフロートに車輪を備えており、通常の滑走路からの離着陸も可能となっています。
セスナ 172(スカイホーク)
最初のプロトタイプが 1955 年に完成されて以来、35,000 機を超えて生産されたため世界で最も人気の高い単発機となっています。セスナ社の最初の三輪式航空機の 1 つで、当時増え始めていた企業パイロットたちの間で直ちに大人気を博しました。
「セスナ 172」の信頼性と操縦のしやすさが、研究を重ねた技術と構造上の改良と共に、35 年以上にわたる同社の揺るぎない人気を支え続けています。
セスナ 177(カージナル)
従来と同じ高翼式ながら支柱を失くしたすっきりしたデザインや層流翼を採用した先進的な翼形などが特徴でした。
意欲的なこの機体も操縦性や性能が一般的でないためセールス的には不発に終わり、1967 年の発表から 1978 年の生産中止までの生産は約 4,000 機に留まりました。
セスナ 182
セスナ 195
この機体は軍用機としても LC-126A の制式名称で使用されました。水上機型は安定性のために水平尾翼の翼端に小さな垂直尾翼を追加しました。
シーラス SR20
スポーツカーのガルウィングのような特徴的なドアや、視界の良いゆったりとしたキャビンが魅力的です。
ダイアモンド DA20 カタナ(Katana)/DA40 スター(Star)
枠なしの風防は視界もよく、オールFRP製の軽量で経済的な機体は初級練習・自家用機として人気を集めて 500 機を越える生産を誇っています。
2 シーターのスポーツカーをあたかもファミリーカーにしたような「スター」は、4 シーターとなり汎用性が高まりました。
ムーニー M20M ブラボー(Bravo)
同社の最高機種である「ブラボー」は、ターボチャージャーとインタークーラーを備え、400km/h を超え、このクラスの飛行機では最高速を誇ります。
ピラタス PC-12
単発機でありながら乗員 2 名+乗客 9 名という大きなキャパシティを誇り、ビジネス機としてのみならず貨物輸送にも威力を発揮しています。
パイパー PA38-112 トマホーク(Tomahawk)
セスナ 152 の高翼に対して低翼のこの機体はコックピットからの視界が良いのが特徴です。
レシプロ/ターボプロップ(双発機)
エンジンを 2 つ付けた双発機(またはそれ以上の多発機)は、パワーの余裕と安全が確保されます。
エアロ コマンダー 500
双発の安全性と上翼機の安定性を備え、ビジネス機や新聞社の取材機などに使われました。500・520・・・680 などのサブタイプがあります(詳細不明)。
キング エア 350
胴体と主翼の延長や翼端へのウイングレットの装着などの改良が行われました。ジェット機より安価な面と比較的高めの巡航速度が人気を呼びましたが現在は生産中止となってます。
ピアジョ P-166 CL-2
エンジンがキャビンから遠のいたため静粛性に優れ、VIP 輸送機・救難機などに活躍しています。
ロックウェル ターボ コマンダー 690
すでに生産は終わっていますが、派生型の 685(レシプロ・与圧キャビン) や 695 とともに活躍を続けています。
ジェット
移動の快適性やステータスの誇示のため豪華な仕様がとられることが多いのも特徴です。
サイテーション2(Cessna Citation II)
ジェット機としては比較的安価なことと良好な操縦性が人気を集め、このシリーズはサイテーション1・改良型の 「サイテーション2」 それぞれ 700 機近く生産されました。
ダッソー ファルコン 50
比較的小さな機体に 3 発のエンジンは不経済ではありますが、長距離飛行などには信頼性が武器となります。
ホンダジェット
2010年ごろの引き渡しを目指している機体は、主翼の上にジェットエンジンを置くという極めて特徴的なスタイルをしています。
リアジェット 45
このシリーズの最新型 「リアジェット 45」 は、売り上げに陰りの見えてきた同シリーズのてこ入れとして高性能でありながら高い経済性を追求しました。